小学校の先生になりたい学生がやるべきこと

教育
なおっぴー先生

1996年生まれ
神奈川県で小学校の先生をやっています!2児の父でもあります。
学校の先生目線で知育おもちゃや、こどもが遊べる施設などを発信していきます。
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 大学生のみなさん、単位は順調に取れていますか?講義の出席数足りていますか?

よく人生の夏休みと表現される大学生活ですが、毎日なんとなく過ごしているとあっという間に年間終わってしまい中身のない社会人が出来上がってしまいます。僕は大学3年までは、結構時間を無駄にしていた気がします。ですが学校の先生になるという目標があったので、このままではダメだと行動に移りました。

その時に僕がやったことで、現場で働いている今でもやってよかった、と思えることのいくつかを紹介します。

部活 サークル ボランティア

高校生まで続けてきたことを更に極めるも良し

新しいことに挑戦するも良し

どんなことでも学生時代に一生懸命取り組んだことは一生の宝になるでしょう(私は学生時代の部活が体育の授業で活きてます)

履歴書にも書けるので教員採用試験でも結構な確率で聞かれます

何かを根気よく続けられる人という印象も与えることもできます

大学では自分と近い年齢の人たちが集まり高め合う場としては最適でしょう

金銭的に厳しいという方には、NPO法人などが主催のボランティア活動や大学に募集が来るボランティアもいいですね

ボランティアはお金がもらえないからタダ働きだと思ってしまうかもしれませんが考え方によってはタダで経験が積める最高の活動です!

注意すべきは

部活動やサークルだと、大会での記録などで成長がわかりやすいですが

ボランティアは自分にとって何を得ることができたのかわかりづらい

ということです!

大切なことは、どんな活動でも目標をもって取り組み最後までやり抜くということです。

バイト

小学校の先生の場合

大学を卒業したらいきなり担任を任されることになります。研修なんてものはありません。(中学校の教員の場合は、初任では副担任と担当教科の授業となる場合が多いです。)つい1週間前まで大学生でもいきなり担任の先生でいきなり全教科を教えなくてはなりません。

大学生からいきなり社会人としての責任を背負うわけですよ 理不尽なことだってあります 辛いなと思うこともあります

そういったことに慣れておくためにもバイトをして社会人の経験を積んでおくと ある程度心にも余裕が出てきます

私はレジのバイトをしていて、意味のわからんことで急にキレてくる客がいました。レジ締作業でお金が合わないこともありました。お釣りを返し忘れることや、打ち間違えて会計をしてしまうこともありました。

そういう失敗の経験をたくさん積んで、ストレスに対して柔軟に対応する心の余裕を身に着けました。単純にお金を稼ぐためと思って働くよりも、将来の自分のために経験値を集めてレベルアップしてるんだと思った方がバイトも楽しくなってきますよ。

修学旅行補助

教育学部のある大学には 近隣の小学校から修学旅行や自然体験(林間学校)の補助をしてほしいという募集が来ます。恐らく学生支援課であったり事務課であったりの掲示板に募集があると思います。それ以外にも教授に聞いてみるとコネクションを紹介してくれる場合もあります。

結構な金額がもらえます!3日間で3万円以上なんて募集もよくあります。

注意点としては小学校の引率なので平日です。つまり大学の授業を休んで行かなくてはなりません。

出席日数がギリギリな人、授業を休みたくない人はやめといたほうがいいでしょう。

それ以外の人であれば今の自分の実力を痛感するとともに、現場の先生がどのような関わり方をしているか見るチャンスなので絶対に行くべきだと思います!

教育実習とはまた違う 教員の臨機応変な対応と子どもの無邪気な姿が見られる良い機会!

そこでの経験は、絶対、今後の教員人生の糧になります。また私の場合はその経験を教員採用試験の面接で正直に答えたところ見事合格することができました。

夏休みや春休みなど長期休暇は大学生の特権です。就職したらお盆休みと正月休みしかありません。もし、お金に余裕があるなら旅に出ることもいいでしょう。(学校の先生は夏休みと冬休みが一般企業よりも長くとれるのがいいところですね)

計画を立ててから行くも良し、無計画でフラフラ行くも良し

ちなみに私は温泉旅に行きました。

そこで自分を見つめ直してジックリ時間をかけて自分が何者であるか考えてみましょう。

自分には何ができて何が足りてないのか。これからどうなりたいのか。何で学校の先生を目指しているのか。どんな先生になりたいのか。

できるだけ外部との連絡は遮断して、スマホやタブレットも使わずに過ごしてみることをお勧めします。

二次試験の面接で様々な質問をされたときに、一本自分はこういうものですという軸を持っているとブレずに話すことができます。

今まであなたが歩んできた人生は他の人には真似できないものです。他人から与えられた(見たり聞いたりした)考えではなく、自分で考えて自分で導き出した理想像を考えてみてください。

まとめ

大学生は人生の夏休みだという人もいるように、人生の中で一番自由に何でもできる機関だと思います。だからこそ時間の使い方を間違えると、その先の人生に大きく関わってきます。

中学や高校の夏休みだって、だらだら毎日過ごしてあっという間に8月後半だったなんて経験あるんじゃないでしょうか。ちなみに私は宿題を最終日までためるタイプでした。

遊び、部活、サークル、バイト、勉強、自己投資、旅行、貯金、投資、などなど

ありあまる時間と体力を使ってできることはたくさんあります。ぜひ大学生の皆さんには一度きりしかない人生で教員になることを選んだ同志として有意義な時間の使い方をしてほしいと思います。

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