小学校の先生の1日を書き出してみたら ヤバすぎた!

教育

なおっぴー先生

1996年生まれ
神奈川県在住 小学校の先生をやっています!

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小学校の先生の1日は意味がわからないほど忙しい

今回は学校の先生の1日をスケジュールにしながら紹介していきたいと思います。

これから学校の先生を目指している学生はこの記事を見て本当に小学校の先生になりたいか考え直してみてください。

小学校の子どもがいる保護者の方は電話をかける時間帯などの参考に見ていって下さい😊

5:00起床 朝ご飯 出勤準備
6:00出勤 PC起動←これに10分かかる
6:10授業準備 
授業で使うプリントの作成、予定表の作成、教室の清掃、授業で使う教具の準備、児童の欠席連絡の電話対応 など
8:15チャイムに合わせて昇降口の扉を開ける
走って入る子に注意する
登校中にあったトラブルの対応 喧嘩や怪我など
低学年が押し合わないように交通整理
8:20教室で宿題の回収しながら
全員が手洗いうがいをしているか確認しつつ
ケンカになりそうな行動がないか全体を見る

誰が宿題を出したか名簿にチェック
朝の支度が遅れている子に声掛け

内線で欠席児童の連絡が入る
担任と話したい場合職員室まで戻って金庫から連絡先の書いてあるファイルを取り出し該当の児童のページを見て折り返し電話をする
8:30朝の会
全員で挨拶
出席確認の点呼35人程 ハイ元気です!では終わらない長くてまとまらない話が始まる子が数名いる その子が落ち込まないように程よく次の子を呼ぶ
日直の1分間スピーチ(クラスにもよるけれどやっているところは多い)
先生からの連絡 1日の中で注意することや動き方の説明
8:35朝学習や朝読書など短い時間の朝活動
本を忘れてしまった子の対応
読まずに友達に話しかけてしまう子の対応
全員が落ち着いたら宿題の丸付け
8:45鐘がなったら5分休憩
休憩中に次の授業の準備をさせる
先生も次の授業で使う教具の準備をする
8:501時間目
9:351時間目の授業が終わり5分休みに入る
次の授業の準備
9:402時間目
10:25中休み
子どもたちと一緒に外遊び
鬼ごっこやドッヂボールが大人気
先生に休憩時間など存在しない
10:40中休み終了
急いで戻り 汗びっしょりで3時間目の準備
10:453時間目
11:305分休憩
11:354時間目
12:20給食の時間
給食当番なのに遊んでいる人がいたら声掛け
給食が嬉しくて走り回っている子に危ないから座って待つように注意
全員が手洗いしているか確認
給食当番と一緒に給食室までワゴンを取りに行く
配膳の仕方や量を児童と一緒に見本を見て確認
全員で声を合わせて調理員さんに「いただきます」
ワゴンを押していく時に曲がり角で飛び出してくる児童がいないか確認しながらゆっくり進む
教室についたら配膳台を出して消毒
給食当番に担当のおかずやご飯の食缶の前に立ってもらい どれくらいよそったらいいか見本を作ってあげる
準備ができたら全員が座って静かに待っている班や列など毎に呼んでいく(給食かかりに指示する)

順番に呼んでいる途中にお喋りに夢中で受け取ったお皿をひっくり返してしまう児童がいるのできれいなトイレットペーパーなどで床を拭く その間通り道が狭くなるので交通整理もする

給食当番の配膳する量によっては最後の方に全部よそってしまい足りなくなってしまう児童が出てくるので減らしてもいい児童を募って回収する

全員に配膳が終わったら給食当番が着替えて座ったら「いただきます」の挨拶で食べられる。

先生は3分〜5分で食べる
(宿題の丸付け、連絡帳の返事、午前中の授業で回収したプリントやノートの丸付けをする時間はこのタイミングしかない)

食べ終わった児童が出てきたタイミングで給食のおかわりじゃんけんをする

食べ終わった児童が暇で遊ばないようにやることを与える 読書や給食の片付け手伝いなど

片付けの時間になったら食べている途中でも残して片付け
給食当番と一緒に片付けをして全員を座らせてからワゴンを片付けに行く
教室に帰ってきたら全員で「ごちそうさまでした」
13:05掃除の時間
全員で机と椅子を教室の一番前まで運ぶ
班ごとに掃除分担場所に行って掃除を始める
先生は各掃除場所を見回りきちんとできているか指導する
時間を見て、なにをするべきか声掛けをする
全員が掃除道具を片づけて教室に戻ってきたら掃除が終わりの挨拶をして昼休みに入る
13:20昼休み
外で鬼ごっこかドッヂボール
先生に食休みなど存在しない
13:455時間目
14:305分休憩
14:356時間目
15:20帰りの支度
回収したノートや丸付けが終わっている課題の返却
連絡帳に返事を書いて返す
15:25帰りの会
1日の振り返りを伝える
明日の予定と持ち物を確認する
15:35下校
教室に残っている児童を帰るよう促す
当該学年の教室や廊下の窓を閉める
教室の清掃
16:00休憩時間 (16時00分~16時45分)
当然のように職員会議が入る
さらに当然のように定時の17時を過ぎる
それから自分の仕事に入る
提出された課題の丸付け(漢字ドリル、計算ドリル、テスト、プリント、ノート) 作業時間全部合わせて2時間ほどかかる
テストやプリントなど成績に反映できるものを記録する 作業時間1時間ほど
1日の中で怪我やケンカのあった児童の家庭に電話連絡 話が長くなるご家庭は1時間ほどかかる
21:00授業の準備は次の日の朝早く出勤してからやろうと決めて帰る支度
22:00帰宅

感想

自分で書いてて恐ろしいスケジュールだなと仰天しました。

しかもこれが最低限のやるべきことなわけですよ。

ここにプラスで運動会の計画、音楽会の準備、遠足の打ち合わせ、成績処理、成績表の所見(先生からのコメント)、などなど数えだしたら切りがないほどイベントがあるわけです。

通常の業務でさえ手一杯なのに

毎日よく頑張ってるなーと自分を褒めたくなりました

全国の先生方もお疲れ様です

くれぐれも自分を大切にしましょう

まとめ

・先生は授業の時間が一番ゆっくりできる

・先生に休憩時間は存在しない(労働基準法何それ美味しいの?)

・給食をゆっくり食べる時間もない

・朝早く出勤しても、夜遅く残業しても一切残業代は出ない それなのにスケジュールが詰まっている

・休憩時間なのに会議が入る 会議がなくても仕事をしないと帰れないから結局誰も休憩しない 上司(管理職)も休憩を促さない

・小学校の先生は常に児童の状況を見ながら何かをするのでマルチタスクが求められる。

・給食の準備に時間がかかり食べる時間が短いと保護者からお怒りの電話が来ることもある。

・休み時間、給食、掃除など授業以外の時間も指導の時間なので先生は休憩できない

・毎日残業6時間(サービス残業)

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