2016年02月22日

記憶と睡眠の関係・・・覚えるときは思い切って寝る!?

覚えたいときは寝るほうがいい!? 

試験に限らず、大事なプレゼンや会議の準備など「このままだと失敗してしまう……」と不安になることはありませんか?気持ちばかり焦って、なかなか準備が進まない……。そんなとき、試験勉強でも仕事の準備でも、焦ってすぐにやりがちなのが、睡眠時間を削ること。しかし、これが危険なワナなのです。決して睡眠時間をムリに削らないこと。徹夜などはもってのほかです。なぜなら、睡眠時間は大事な勉強時間、仕事時間だからです。  引用元:ネタりか

 

 

今回のお話は、寝ている間の脳の状態。

寝ている間、脳は休んでいると思っているかもしれませんが、実は脳は休んでいません。

フルに活動しているのだそうです。

寝ている間に脳は何をしているのでしょう。

 

 

一説によると、

起きている間に勉強したこと、経験したことを整理し、統合しているのだそうだ。

 

よく、コンピュータシステムでメンテナンス時間ということで、その間はアクセスできない時間がありますよね? そのとき、コンピュータは休んでいるわけではなく、メンテナンスとして、データベースの整理やプログラムの更新をしています。それと同じように、脳も新たな情報を遮断しながら、過去の記憶を呼び覚まし、新しい記憶と照合し、必要な知識を「長期記憶」と呼ばれる長期間覚えられる記憶にしているのです。 

引用元:ネタりか

 

寝ている間に行われている作業は「メモリー・コンソリデーション」と呼ばれ、その日に新しく経験したことすべてを「長期記憶」にすると、さすがの脳もすぐに記憶容量が一杯になってしまうので、この作業によって、必要な知識を整理・統合しているのだとか。

 

 

寝るときは「これから勉強するぞ!」「仕事するぞ!」というぐらいの気持ちで堂々と寝ればいい!

 

もちろん、起きている間に勉強・仕事をしておかないと、睡眠時間の“勉強”“仕事”は充実しませんから、起きている間にしっかりと濃い勉強などの準備をすることは必要という前提。では適度な睡眠時間とはどれくらい?

 

 

最適な睡眠時間を知るためには、まずは眠りの深さについて知ることが必要。実は、眠りの深さは時間とともに変化することがわかっている。眠った直後1時間ほどで、もっとも深くなるのですが、それから浅くなったり、深くなったりをくり返していくらしい。この浅くなったり、深くなったりする睡眠の周期は、約1時間半。そして、その1周期目、2周期目、3周期目と周期によって、整理・統合される記憶の性質が違うと考えられている。

 

 

早めの1周期目、2周期目では最近の記憶が、そのあとの3周期目、4周期目では古い記憶の整理・統合が行われると言われています。

このため、3時間睡眠などの短い睡眠では、古い記憶の整理・統合が行われない危険性があるのです。

名古屋大学の澤田誠・環境医学研究所所長曰く、「成人であれば最低でも3周期できる4時間30分程度の睡眠時間を確保してください。4周期分の6時間、眠ってもらえれば、メモリー・コンソリデーションに十分な睡眠時間となるでしょう」(『なぜ名前だけがでてこないのか』誠文堂新光社)

 

 

まだ終わりませんよ。目覚めも重要な要素なのだとか。

「メモリー・コンソリデーション」をしている途中で目覚めると、記憶の整理・統合が中途半端になってしまうのだ。このため、眠りが浅くなり、そこで目が覚める「自然な目覚め」が一番です。「でも、それでは寝坊してしまう……」と心配する方もおられるでしょう。

 

そんな方はスマホで使える睡眠アプリの使用がおススメ。これは身体の動きから眠りの深さを感知し、そこから眠りが浅くなったタイミングでアラームを鳴らしてくれるという機能があります。

 

 

最後に、睡眠時間とともに、忘れてはならないのが、睡眠の「質」だそうだ。

浅い睡眠だと、ぐっすり身体も休めず、疲れが取れないことはもちろんですが、記憶の種類によっては、定着がうまくいかないという研究結果も出ているそうだ。睡眠の深さはさまざまな脳波の割合によって、もっとも浅いレベル1からもっとも深いレベル4までの4段階に区別されている。そして、身体が覚えた運動の記憶は比較的睡眠の浅い、レベル2で記憶の定着が起こるのですが、いわゆる「知識」と呼ばれる頭で覚えた記憶は最も深いステージ4で定着が行われるという。

 

もし、この研究が正しいとすれば、不安や焦り、ストレスなどで眠りが浅い状態ばかりだと、せっかく試験勉強で読んだ問題集やテキストの内容、プレゼンの準備で覚えようとした内容がしっかりと記憶できない危険性があります。

 

 

睡眠が大切と言われる所以が健康管理だけではなく、こんなところにも顕著に現れるのかもしれませんね。良く寝て良く食べて良く働く。人間の基本原則なのです。