2016年08月21日

夏休みの自由研究 蝉の一生を考える

その儚い一生を知ると自由にさせてあげたくなる

筆者の夜のウォーキングも家族の間では既に恒例となっています。

 

今回は、ウォーキング道中の神社での出来事をお話しします。

 

ずばり、夜なのに・・蝉が数百匹木に留まって泣き通しているんです。もうそのうるささったら人が騒ぐ比ではありません。神社境内の木々の至る所蝉!蝉!!蝉!!!です。

 

そこでふと考えたんですよね。

蝉って寝るのかな?・・・と。

生き物ですから寝ないと死んでしまいますよね。

でもそもそも蝉の一生ってとても短い!

だから寝るのも惜しんで生き通しているのではないか・・・と!?

 

 

この話の結論は後程触れるとして、まずは蝉という生物を知りましょう。

 

 

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余談ですが筆者は幼少時、夏になると良く、木の棒の先に鳥餅を塗りたぐりそれで木に留まっている蝉を数十匹捕まえては虫かごに入れていました。今思うととても残酷なことをしてしまったと悔やみます。だって彼らの一生ってたったの1ヶ月弱なんです。生まれてこの方余命1ヶ月!というわけです。少し掘り下げて調べてみました。なんと蝉は木に卵を産むんですって!?土の中じゃないんです。

 

蝉は元々土の中に卵を産むと勘違いされている人が多いですが、卵は木の幹に埋められているんですほとんどの蝉は、梅雨の時期になると孵化を始め、柔らかい表皮に覆われている未成熟な幼虫のまま、土を目指して木を降ります。この時は、肉眼で見えるかどうかという、かなり小さいサイズです

 

その後、木の根から樹液を吸って成長するんですって。そして種類によって差こそあれ、1〜17年もの長い間土の中で過ごす。悲しすぎる一生です。今まではそう思っていました。しかし、、

 

 

蝉は昆虫類の中ではダントツで寿命が長い!

蝉は成虫の期間が1ヶ月弱と短いだけで、卵から2ヶ月〜1年で孵化し、土に潜って1〜17年幼虫期間を送るのです。そして成虫としてはほぼ交尾して産卵して死ぬ・・という一生になる。

 

 

他の昆虫が数日や数週間、長くて数ヶ月の寿命というのに比較するとダントツの長寿というわけ。

 

 

さて、蝉の睡眠について話を戻します。

ずばり、夜泣くのはなんで??寝ていないから??

 

山登り情報発信局というサイトにこんな記事が書かれていました。

 

セミには活動が活発になる温度がある!
蝉のなく温度条件がある!

 

どういうこと?

 

活発になる温度は
⇒気温24度~26度以上

無く条件
⇒気温28度以上

 

なので熱帯夜が多い最近は昼夜構わずに
蝉が鳴いているという訳だそうです。

 

なるほど、気温が低い山の方だと蝉があまり泣かない理由がわかりました。

そして蝉が泣かないのなら気温24度以下ということだとすると、蝉温度計なんちゃって・・

 

 

さあ、最後に蝉の睡眠について触れます。

 

ずばり、寝ないのだそうですよ。

木に留まってじっとしている時に少し休んでいるだけ。

 

 

おまけの知識

蝉は、成虫になって1ヶ月弱しか生きられない。可哀想とおもいきや、卵から孵化して幼虫へ、そして成虫へという期間を含めれば昆虫類の中ではダントツに長寿!ということは触れました。

 

それ以上に驚いたことがあります。

 

蝉は成虫になると交尾をするためだけ生きるのだそうです。

しかもですよ、オスは何度でも交尾できるのに、メスはたったの1回しか交尾できないんですって。それにオスとメスの数はほぼ同数。

 

ということは、何度も交尾できるオスが複数のメスと交尾してしまったとしたら、一度も交尾できないオスも多数存在するのでは?

 

はい、その通り!

 

その数の割合、なんと37%ですって!!

 

童貞のまま死ぬ。その割合のことですよ。

 

何年も土の中で外敵に怯えながら生きながらえ、地上に出てからも苦難続き。そして成虫として唯一の使命(交尾)すら果たせずに力尽きる・・・

 

なんと虚しい一生だろうか。

 

って、子どもの自由研究にはリアル過ぎて、内容が濃すぎですかね!?

 

これを知ったら明日から蝉には優しくできそうじゃありませんか?