2016年10月17日

プロ野球を外側から盛り上げる:ドラフト会議、指名される高校生の心境は?

高校生の心境たるや、周囲は、受験発表での配慮と同じ?

セパ クライマックスシリーズもリーグの代表が決まり、日本シリーズの対決を待つばかり。日本シリーズが始まるまでの1週間で毎年盛り上がりを見せるのが「ドラフト会議」であろう。

 

 

高校生、大学生、社会人と今年も12球団の争奪戦が繰り広げられようとしているわけだが、特に18歳という年齢で大人たちの思惑の中に身を投じようとする彼ら高校生の心境たるやどんなものなのだろうか。

 

 

超高校級と評価された高校生は多分に指名を信じてやまないのだろうが、そこまで評価が高くない、若しくはプロ志望届けを出したはいいが、果たして本当に指名されるか否か、会議が終わってみないとわからない・・という評価の位置にいる高校生たちは心穏やかではないだろう。

 

 

元東京ヤクルトスワローズの2006年のドラフト1位、増渕投手の話だ。

 

実際にグラウンドに来ているスカウトが“どの球団のスカウトなのか”というのは分かりません。もちろん名前もですし、もっと言うと本当にスカウトの方なのかも分かりません。

 なぜなら、高校生はスカウトと直接話すことが禁じられているからです。ちなみに、監督さんもどの球団のスカウトが来たなんて情報は教えてくれなかったですね。

 

 

そうなのです。高校生はルールでスカウトや球団関係者と直接話すのが禁じられているんです。だから訪れた関係者がどの球団なのかは、学校関係者しかわからない。

 

 

高校生は、指名が当日有るか無いかもわからないまま、普段と同じ朝を過ごし、学校に登校するそうだ。

 

 

で、ドラフト会議が始まる午後から急に学校にも報道関係の人たちが集まり、学校内の部屋や体育館の一室が会見場へと様変わりするのだという。生徒は、会議が始まる直前に監督などから呼ばれ、ドラフト会議の経過を静かに見守るというスタンスだという。

 

 

若干18歳にして心臓バクバクな心境だろう。

 

 

まあ、記者会見場が用意されるレベルなのだから、ドラフト上位での指名を信じて止まないという周囲の暗黙の声もある。恐らくドラフト下位指名者では、世間もそこまで騒がないだろうから、メディアに触れない程度の騒ぎで収束されるはず。

 

 

高校生にとっては、大学などの受験と一緒で周囲も気を利かせ、本人にプレッシャーもかけないと聞く。当然だ。

 

 

晴れて意中の球団から指名を受けた者もそうでない者も、プロの世界に飛び込んでいったり、指名拒否をしたりと毎年様々なドラマが繰り広げられるドラフト会議。今年も各球団の大人の思惑とピュアな高校生指名者本人とのドラマが待っている。