2016年07月07日

「今日、息子を叱った見知らぬ人へ」ある母親が綴ったメッセージ

他人の子を叱るという行為についての雑感

子どもは大人が叱ったりしないと、良いことと悪いことの判断ができないケースがあります。特に小学生に入る前の世代では仕方のないこと。ただ、いつも身近にその子の親がいるとは限りませんし、子どもの悪い作法を見て見ぬ振りしている親だって平気でいる時代です。

 

 

今回は数週間前にサプライズというサイトで取り上げられていたある母親のメッセージに世界中から反響が来ているという記事をもとに話を進めていきたいと思います。シチュエーションはこんな感じだったそうです。

 

公園で遊ぶ息子に対し、見知らぬ親が我が子を叱ったそうです。
その場に居合わせていなかったこの母親は、息子を叱った見知らぬ親へ宛てたメッセージを綴りました。

 

 

まずは、オリジナルのメッセージを抜粋して・・

 

遊び場で息子を叱った、親愛なる見知らぬ人へ

 

今日、あなたの娘さんはジャングルジムで遊ぼうとしていたのよね?
はいはい、わかりました。
そして私の子どももジャングルジムで遊ぼうとしていた、そうよね?

 

でもあなたの娘さんはジャングルジム初心者で、途中で止まったり怖がったりしたものだから上まで登るのにすごく時間がかかった。だから息子はお子さんを追い越すしかなかった。そして息子がちょっとぶつかってしまい、娘さんは落っこちて泣き出してしまった。そういう話よね?

 

続ける前にこれだけ言わせて欲しいの。私がその場にいるべきだったってことはわかっています。でも残念ながら私は公園の向こう側にいて、息子の友だちが泣いていたから側にいたんです。だから私はその場に居合わせなかった。

 

でも、だからと言ってあなたが私の子どもを叱っていいのかしら?
厳しい口調で私の息子にいい加減にしなさいって言っていいのかしら?
自分の子供にするように振る舞っていいのかしら?

 

えーーっと、はい。
もちろんいいんです。

 

今日、直接伝えることができませんでしたが、ありがとうございました。
私が何らかの理由で傍にいられないとき、息子がありえない行動をとっていたら「いい加減にしなさい」って言ってもらっていいんです。

 

これは、息子の体に触れていいということではなく、むやみに怒鳴りつけていいということでもありません(これは私だけがやっていいことです)。でももし息子がジャングルジムの順番を守らなかったら「そんな真似はやめなさい」っていつでも言ってやってください。滑り台の滑る側を登っていたり、ウッドチップを投げて遊んでいたり、汚い言葉を使っているとき。他の子をいじめているときも、もしくは他の人が嫌な思いをしていることに気づいていない時もお願いします。

 

 

この母親は、最後にこう締めくくっています。

 

あなたは私の息子の親ではないけれど、彼よりも賢い大人だから。知らない人が自分の子どもを叱ったからと言って、頭にきているような親がたくさんいるのももちろん知っています。だけど私は違う。あなたがやってくれたことは、本当は私がやらなければならないことなのに、ごめんなさい。私に代わって、叱ってくれてありがとう。

 

「あの」子どもの母より

 

 

さて、あなたなら同じような状況に出くわした時、どう対処しますか?

 

注意する、叱る。

 

無視する。

 

自分の子だけに、こう注意を促す。「大きい子がいると危ないから、あとでやろうね・・」などと子どもに話しかけてその場を切り抜ける。

 

3者様々なことと思われます。

 

でもここで最も大切なこと。それは、自分の子であれ他人の子であれ、ダメなことや危ないことをした場合は、注意をしなくてはいけないということではないでしょうか。もっというと、こういうことをしたら危ないからね・・と諭して教えてあげる。いわゆる躾に値します。それでも聞きわけがない場合は、注意、叱るの順で強度を増していくしかありません。ただ叱るの度がすぎると、親同士トラブルを引き起こしかねない為、あくまでその子の事を思いやり対処する事が肝要です。

 

筆者も、この場の大人が他人の子に注意するという行為には賛成です。

 

子どもに対して、良識や常識を教え込むのは、本来大人の役割ではないかと思うのです。それは親とか他人とか関係なくです。

 

それでも、他人の子を叱るなんて・・という親御さんもいらっしゃることでしょう。でも、親がそういう考えだと、その子は逆にこれから先、良識が欠如した不幸な人生を歩むことになるかもしれませんね。

 

子どもを叱るという行為は実に難しく、それでいて大切なことでもあるのです。